会えなくなっても・・・


突然いなくなっちゃったキミへ

それはあまりに突然だった。大切なお友達のキミがいなくなるなんて・・・。考えもしなかったんだ。もうボクのお部屋におつかいに来てくれる事もなくなるなんて・・・。
キミはボクよりも先に生まれて、何も知らなかったボクにおつかいの事、宝物の見つけ方、いろいろ教えてくれたのに。

ひとり、自分の部屋で肩を落としていたら、Erikaが話し掛けた。「モモが悲しいのはよくわかるけど、よ〜く考えてみて。誰が一番悲しんでいるのかを。」
あ、そうだよね。誰よりも悲しんでいるのは、キミにおつかいを頼んでいたあの人なんだよね。Erikaは続けた。「それにね、あの子だってモモが落ち込んで元気が無かったら悲しいと思うよ。そうじゃないかな?」
涙を拭いて、ボクは立ち上がった。だってキミは、いつもニコニコしてるボクが好きだって言ってくれたもの。これからも素敵な手紙をたくさん書いてねってメールをくれたもの。

ボクは忘れないよ。大切な宝物の話をしてくれたキミ。いつもボクの部屋に遊びにきてくれたキミ。一生懸命おつかいをしていたキミ。そんなキミが大好きだから。
ボクのおともだち帳のキミの名前は、これからもずっとボクの宝物。さようならは言わないよ。これからもボクの事、どこかで応援していてね。そしてありがとう。キミはボクの永遠の友達だよ。

モモより




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