泣きたい時には...


つらいことがあったキミへ

どうしてなんだろ?いつもニコニコ笑っていたいのに、時々つらい事も悲しい事もあるよね。それは急にやって来る事もあれば、じわじわと感じて来て、ずっとずっと忘れられなくて自分ではどうしたらいいのか、わからなくなる事も... 。

頑張り屋さんのキミだから、ギリギリまで我慢して涙をじっとこらえてる事もあるんじゃないかなってボクは心配になる。涙の本当のわけはキミの心のずっと深い所にあって、ボクやまわりの友達にも100%はわからないんだよね。大切な友達が落ち込んでいる時、ボクはなんとかして励ましてあげたいと思うけど、悲しいときに無理に笑顔を作らなくてもいいんじゃないかな?

泣きたい時は泣けばいい。そんな時、ボクはキミの隣にいたいな。ボクはぬいぐるみだから、抱きしめられるふりをして優しくギュッと包んであげる。キミの涙はボクのパイル地の身体に染み込んでボクの中にたまっていくよ。泣きたいだけ泣いた後には、ボクの身体はキミの涙でいっぱいになって重くなるだろうね。湿った身体が乾いて軽くなるまでキミのそばにいるよ。涙で湿ってふにゅふにゅになった情けないボクを見て、キミがちょっとでも笑ってくれたらうれしい。

おひさまの下で一緒に日光浴しながら、ボクの身体がすっかり乾く間にキミの心も軽くなってるといいな。うつむいていたら見えなかった真っ青な空とか、涙で曇って目に映らなかった可愛い花とか、少しずつでも気がつき始めたらもう大丈夫!
ぽかぽか陽気が気持ちいいね。そよ風がさわやかだねってキミと一緒に感じたいな。

モモより




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